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報告書

文献調査によるわが国の岩石の物理的特性に関するデータの収集(その2)

佐藤 稔紀; 谷口 航; 藤田 朝雄; 長谷川 宏

JNC TN7400 99-011, 36 Pages, 1999/12

JNC-TN7400-99-011.pdf:1.55MB

わが国における地下深部の岩盤が有する一般的な熱的および力学的性質を理解するため、文献調査および釜石鉱山と東濃鉱山における調査・試験によりデータを収集し、岩種ごとの物性の頻度分布や物性間の相関関係などについて検討した。その結果、岩石の熱物性および力学物性について、岩種ごとの頻度分布を把握した。また、従来より示唆されてきた物性間の相関関係との整合性が確認された。新第三紀堆積岩では深度の増加とともに一軸圧縮強度などが増加する傾向が認められた。岩盤の初期応力については、文献調査の結果を取りまとめ、鉛直応力は単位体積重量の勾配で線形近似できること、水平面内平均応力と深度の関係も線形近似できること、および、側圧係数(水平面内平均応力と鉛直応力の比)は浅部では大きな値を示し、震深度の増加に伴い、深度500m程度より深くなると1より小さい値に近づくことが認められた。

論文

高温下の加圧による原子炉級黒鉛の異方性変化

斎藤 保; 松尾 秀人; 今井 久

炭素, 117, p.81 - 85, 1984/00

黒鉛材料H327について、1200$$^{circ}$$Cまでの高温下で圧縮応力を付加した結果、室温下での応力付加に比べて塑性変形量が大きかった。これらの塑性変形に伴う体積減少は共に残留縦ひずみによるものであり、その原因は気孔の変形や破壊が主となり、結晶粒内の塑性変形についてはX線回折手法では検出できなかった。しかし、1000$$^{circ}$$C以上の加圧後には結晶子の選択的配向性の増加が認められ、さらにこの配向性変化は2000$$^{circ}$$Cまでの加熱処理によっても回復しなかった。これは加圧によりひずみが結晶粒界に蓄積され、そのひずみの少なくとも一部が結晶子の配向性を増すことにより緩和されたためと考えらる。

論文

Dimensional change of carbon material under compressive stress at high temperatures

松尾 秀人; 斎藤 保; 佐々木 泰一

High Temperatures-High Pressures, 15, p.707 - 714, 1983/00

炭素質材料は高温ガス冷却炉(VHTR)の炉床部断熱材料の候補材料の1つであり、その圧縮応力下の寸法安定性は研究しなければならない重要な性質のうちの1つである。炭素質材料の圧縮応力下での寸法の経時変化を900$$^{circ}$$C、1000$$^{circ}$$C、1100$$^{circ}$$Cおよび1200$$^{circ}$$Cで0.3MPaの圧縮応力下で約600h、さらに1100$$^{circ}$$Cおよび1200$$^{circ}$$Cで予め熱処理した試料について1000$$^{circ}$$Cで圧縮応力下で測定した。これらの寸法の経時変化に対して圧縮応力付加効果が認められ、これらの結果を高密度、Lc(002)、d$$_{0}$$$$_{0}$$$$_{2}$$および電気比抵抗の変化との関連を考察した。

報告書

Compressive Stress-Strain Relationships for Nuclear Graphites

依田 真一

JAERI-M 9758, 33 Pages, 1981/10

JAERI-M-9758.pdf:0.93MB

4種類の製造法の異なった9銘柄の原子炉用黒鉛材料について、常温での圧縮破壊にいたるまでの応力-歪関係および、繰返し荷重付加の影響について詳細な測定を行なった。この結果を基にして、各種黒鉛材料の破壊にいたるまでの全歪範囲における応力-歪関係の近似式を求めた。さらに黒鉛製造法に基ずく結晶配列に起因した応力-歪関係の相違および付加応力と残留歪の関係について検討した。この結果黒鉛内部の結晶配列により応力-歪曲線には差異を生じ、また塑性歪量も付加応力の増加に伴ない増大した黒鉛材料の内部組織変化と音速より求めたヤング率との関係を調べた。この結果、すべての黒鉛材料のヤング率は、圧縮応力の増加に伴ない減少した。さらにこの現象を理解するためには、黒鉛材料内部の圧縮応力によるPore形状変化を考慮しなければならないことを示した。

論文

Thermal expansion of nuclear graphite under compressive stress at high temperatures

松尾 秀人; 佐々木 泰一

Journal of Nuclear Materials, 101, p.232 - 234, 1981/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:62.3(Materials Science, Multidisciplinary)

原子炉用黒鉛材料の圧縮応力下の熱膨張率を室温から1473Kまでの温度範囲で測定した。熱膨張率は圧縮応力下では増加し、付加応力が大きいほどその増加量は大きくなることが認められた。また、1473Kまでの温度で熱焼鈍した場合にはその増加した熱膨張率や応力付加によって生じた残留ひずみは完全に回復しないのが認められた。圧縮応力下の高温での熱膨張率の変化は、応力付加効果とともに高温でヤング率が増加する現象とも密接に関連していることが推察された。

論文

原子炉用黒鉛の圧縮応力負荷にともなう残留ひずみについて

斎藤 保; 奥 達雄

炭素, (91), p.129 - 133, 1977/00

原子炉用黒鉛に圧縮応力を負荷したとき生じる結晶粒内の変形、気孔の変形およびクラックの生成に関する結果を考慮して圧縮残留ひずみの構成要素を検討した。供試材料としては2銘柄の黒鉛を用い、圧縮応力付加によって生ずる残留ひずみを詳細に測定し、試験片の見かけの体積変化を測定した。見かけの体積と超音波伝播速度法で測定したヤング率は負荷応力にともなう残留ひずみの増加にほぼ比例して減少することが明らかとなった。X線回折法による結晶層面間隔と格子ひずみの測定結果から結晶粒内の変形が検出されないことから圧縮予応力の増加にともなう見かけの体積減少の原因は気孔率の減少によるものと考えられ、気孔の変形が大きな役割を占めることが推定される。また、ヤング率減少の有力な原因の一つとされるクラックの生成も気孔の変形とともに残留ひずみを構成する大きな要素となっているものと考えられる。

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